ゴミ山からヒーローを!フィリピンセブ島で見た「光」と「影」

2024年12月21日

今日は、先日訪れたフィリピン・セブ島の「裏側」と「希望の光」です。

セブ島といえば、リゾート地のイメージが強いですよね?美しいビーチ、豪華なホテル、南国感あふれる雰囲気――

そんな光景を期待して行ったのですが、今回の旅は少し違いました。

 

リゾート地セブ島、その裏側

セブ島に行った目的は二つ。一つは、話題の英語留学の実態調査。これについては、次回じっくりお話しします。

そして二つ目――セブ島の「スモーキーマウンテン」と呼ばれるゴミ山での現地活動を見ること。

セブ島は表向き、リゾート地としてハワイ化計画が進んでいます。2027年にはカジノや五つ星ホテルが完成予定。

しかし、その背後には平然とゴミ山が存在し、そこで生活する子供たちがいます。

これを目の当たりにし、「本当のセブ」を知った瞬間でした。

 

ゴミ山からヒーローを目指して

現地で出会ったのは、日本人女性が立ち上げたNPO法人「誰でもヒーロー」。活動のスローガンは「ゴミ山からヒーローを」。

この女性、年の頃は30代半ば。なんと、10年以上かけて現地の子供たちに教育と未来を提供し続けています。

活動の中身がまた素晴らしい!親子ともに「夢とやる気」を面接で確認し、選ばれた子供たち30人を大学卒業までサポートするんです。

その結果、医者や大学教授、そして目指すは「政治家」まで輩出!

底辺からリーダーを育てるという壮大なプロジェクト、まさに感動の連続でした。

 

子供たちの笑顔が教えてくれたこと

ゴミ山で生活する子供たちの夢を聞いたり、文房具やお菓子を配ったりする中で、彼らの目が輝く瞬間を目にしました。

そして、何よりのご褒美はフィリピンの国民的ファーストフード「ジョリービー」のチキンセット!

彼らにとって年に一度食べられるかどうかのご馳走です。

それを手にした瞬間の笑顔、あれは一生忘れられません。

そんな彼らに希望を与える日本人女性。

「自分の人生のすべてをこの子たちに捧げる」と語る姿は、自分廻りのことばかり考えている私を深く反省させました(笑)。

微力でも、支える力に

ゴミ山から未来のリーダーが育つ。それはフィリピンだけでなく、世界にとって大きな希望です。

日本人として、微力ながら応援することでこの動きを広げていきたいと思います。

この活動に興味がある方は、概要欄から詳細をご覧ください。

そして、皆さんの心の中にも「誰でもヒーロー」の一員としての思いが生まれれば幸いです。

人生の主役は自分自身――あなたも「ヒーロー」になりませんか?

【セブ国際ボランティア】NPO法人 DAREDEMO HERO

詳しく、音声で聞きたい方は、音声BLOGにてお話ししてるので、ぜひお聞きください。

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